「She with Shapla Neer」からネパールの自然素材を使った「She リップバーム」新登場　9/30から販売開始

Rie Watanabe Photography: Courtesy of Shapla Neer 2017. 9. 12

ネパール、バングラデシュの自然素材を使ったコスメブランド「She with Shapla Neer（シー・ウィズ・シャプラニール）」から、新商品「She リップバーム」が2017年9月30日から登場。9月20日から、公式オンラインショップでの先行予約を受付開始する。

シーリップバームレモングラス／パルマローザ（各￥1,200＋税）

レモングラスとパルマローザ2つの香りで展開し、ネパールのチウリバターをベースに、蜜蝋（みつろう）や天然のエッセンシャルオイルを使用。しっとりとした潤いを唇に与えるだけでなく、爪や髪などにも使用することができる。

ネパールの標高の高い地域に植生するチウリの木から取れる実。この実をすりつぶして作られるチウリバターは、保湿効果が高く、ネパールでも直接肌に塗ってスキンケアに使われている。

「She with Shapla Neer」を手掛けるのは、ネパール、バングラシュなどで45年間支援を続ける国際協力NGO・シャプラニールと、現地の「女性=She」たち。リップバーム開発は、夫が出稼ぎに行ったまま戻らない、出稼ぎ先から送金がない等の理由で収入のないネパールの女性たちからの発案だ。地元で採れる高品質な自然素材を原料に使うことで、現地の女性たちに持続可能な仕事を作ることができる。

「She with Shapla Neer」の産みの親でもあり、リップバームの商品開発を提案したドゥルガ・カットリチャットリさん。妊娠中に夫が失踪し、農業の手伝いと家政婦をしながら子どもを育ててきた。「She with Shapla Neer」の仕事と出合ったことで、人生を変えることができたドゥルガさんは、村の多くの女性に自分と同じようなチャンスを掴んでほしいと願っているという。

リップバームは全国のセレクトショップやフェアトレードショップ、またシャプラニールのフェアトレードECサイト「Craftlink」などで販売する。