【連載】いまどき大学生のイロイロ奮闘記【全7回】

Skypeで報告会! 笑い溢れるベトナム×日本のリアルトーク

A Picture of $name 渡邉 さくら 2015. 9. 13

連載第1回目でお話した7月の「エシカル&オーガニックマーケット」。現在インターンシップ中のエシカルアクセサリーブランド「Phuhiep」の一人として、消費者と生産者をつなぐべくゼミ生の仲間とともに参加してきました。そこで多くのお客さまからいただいたベトナムで製造に携わる女性たちへの温かいメッセージ。

今回はその後の物語をご紹介したいと思います。

当日のイベントは大盛り上がり! 「Phuhiep」のブースにもたくさんのお客さまがお見えでした。なによりも嬉しかったのが、多くの方々と直接お話しができたこと。アクセサリーを「かわいい」と言ってもらえたこと!


私はこの5月、実際にベトナム・フエにあるアトリエを訪れました。数日でしたが、同世代のアーティザンたちと時間を過ごしました。そこには、ロールモデルとなるお姉さんスタッフから、まだ少しあどけなさの残るアーティザンまで、個性溢れる女性たちの姿がありました。

滞在中、みんなのいろんな表情を目にし、私もパワーをもらいました。だからこそ、イベントではアクセサリーを少しでも多くの人に手にとって欲しかったのです。ゼミ生の仲間とも、予めお客様に伝えるべきコアメッセージをしっかり共有しイベントに臨みました。

集まる、あったか〜いメッセージの数々

ゼミ生のアイディアで、商品を購入された後、お客さまにメッセージをいただけないかをお声掛け。地道ではあるけれど、生産者と消費者をつなぐ良い方法と考えました。

自分たちの作っているものがどんなふうに感じられて、どんな人が身につけてくれるのか、生産者としてはとても気になるところと思います。嬉しいことに、全員の方が私たちのお願いを快く引き受けてくれました。集まったメッセージ一つ一つに心がこもっていて、とにかく嬉しかったのを覚えています。

いざ、Skype報告会!

そして、8月上旬。預かったメッセージを伝えるべく、ベトナムのアトリエとSkype報告会をしました。

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私以外のゼミ生とアーティザンたちはもちろん「初めまして」ですが、そんなのも関係なく、「シン チャオー」(※ベトナム語で「こんにちは」の意)というゼミ生男子の愉快な挨拶にはアーティザンたちも笑っていました。その男の子がハンサムだのなんなので、盛り上がっているようでした。

報告会は、次の4点で進めました。

1. 日本人学生の自己紹介
 2. イベントの感想
 3. お客さんのメッセージ紹介
 4. 質問タイム

私からは、「日本の人たちはみんなの作品にすごく喜んでいたよ。ありがとう。これからもすてきな商品を届けてね!」と伝えました。ベトナムのアーティザン&スタッフからも、「すてきな機会を本当にありがとう。いつかみんなにも会えたらいいなぁ〜!」と言ってくれました。

質問タイムでは、将来の夢を尋ねたメンバーがいました。すると「自分のお店を開きたい」「マネージャーになりたい」など具体的な夢を語るアーティザン、スタッフが多かったです。

報告会を終えたメンバーからは、「ベトナム人の女の子たちが製作しているという情報だけをもとに販売していたけれど、今回どんな夢を持ってるかを聞けて、次はこんな子たちが作ってるんだって、思い浮かべながら活動できるなと思い嬉しかった」などの声が。

やはり、生産者と消費者の両者にとっても相手の顔が見えて、自分との共通点があればあるほど、安心できるし嬉しいものですね。そうすることで、つながりが生まれて、お買い物自体にも、より意味を見出せることも確かです。

言葉の壁を越えて楽しい時間を過ごせたことに、ベトナムのみんなと学生メンバーに心から感謝しています。これからもみんなの素敵な笑顔を胸に、楽しくインターン活動をやっていきます!

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