【連載】いまどき大学生のイロイロ奮闘記【全7回】

わたしたち学生だからこそできること。

A Picture of $name 渡邉 さくら 2015. 8. 15

初めまして! 千葉県内の大学に通う渡邉さくらです。

私は大学1年春休みにインドを訪れて以来、社会問題に興味を持つようになりました。現在大学では、社会起業を研究するゼミに所属し、英語や国際協力について勉強する傍ら、エシカルアクセサリーブランド「Phuhiep」にてインターン中です。ゼミ、アルバイト、インターン、就活、旅行などなど、ごく普通の大学生活を送る私ですが、日々の挑戦から少しでも多くの方に「なにか」をお届けできたらうれしいです。これからどうぞ、よろしくお願いします!

中央が私、さくらです! インド・ゴンガリア村の子どもたちと(2012年)

中央が私、さくらです! インド・ゴンガリア村の子どもたちと(2012年)

社会問題を考え始めたインド・ブッダガヤ

大学生になって、外から日本を見つめる機会がかなり増えました。大学1年春休みに参加したインドスタディツアーはかなり衝撃的で、インドで最も貧しいとされている州、ビハール州のブッダガヤにある孤児院や学校でボランティアしましたが、当たり前に教育を受けられることがどれほど恵まれていることなのか痛感しました。印象的だったのが、お金や食べ物でなく、ペンを物乞いする子どもの姿でした。

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当時は漠然と「途上国、インドって、どんなところなんだろう……?」という好奇心からツアー参加を決めたのが正直なところですが、帰国してからは、貧困・教育・紛争・食糧・環境など、あらゆる社会問題が気になるようになりました。ただ、どれも規模が大きすぎて何から始めたらいいか、分からないでいました。

しかし、幸いにも大学3年生で社会起業を研究するゼミに入ることができ、本格的に社会問題を考えられるようになっていきました。ビジネスで社会問題を解決するという価値観がこれからもっともっと普通になっていけばいいなと思っています。

学生だからこそ、できること

昨年末、たまたま見つけた「Phuhiep」のアクセサリーを通じて、「エシカル」という言葉に出会いました。買うことで社会貢献できるシンプルさに惹かれ、「これなら私にもできる」と思えたのがきっかけでした。このアイディアをもっと多くの人に伝えたい!と、今年から「Phuhiep」でインターンを始めました。

そんな私にとって、その実践の機会となったのが、2015年7月19日に新宿で開催された「エシカル&オーガニックマーケット」。ここではオーガニックアイテム、フェアトレードアイテムなど約20ブースが出展し、オーガニックマーケットの他に、ステージイベントやセミナーも同時開催されました。

ゼミのメンバーに「いっしょにやってみない?」と、呼びかけてみると、当日は5人がボランティアとして協力してくれました。

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ゼミ生どうしでアイディアを出し合い、売場作りからコーディネート。消費者と生産者をつなぐべく、アクセサリー購入してくださったお客さまからベトナムで製造に携わる女性たちへ、たくさんの応援メッセージをお預かりしました。

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時間のたっぷりある学生だからこそ、できることって無限にあるはず。考えるだけではなくて、せっかくの時間を使っていろんなことに挑戦していきたい。そんな私の挑戦を、これからシェアさせてください。どうぞよろしくお願い致します!

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