服に子どもたちを閉じ込めないで――ブラジル発のファッション広告キャンペーン

2015. 5. 26

このファッション広告をよく見てみて。ストライプのシャツ、ニット、ドレスの後ろに閉じ込められているのは……?

Abrinq-1

これは、2015年4月末にブラジルのNPO組織・Abrinq Foundation/Save the Children が公開したファッション広告。一見ふつうのモードフォトグラフィーかと思いきや、子どもたちがストライプの檻の中から覗いている。そして、「A dress shouldn’t cost a childhood.(服のために誰かの「子ども時代」を奪うべきでない)」ーーそれぞれの写真には、このコピーがつけられている。安価なトレンド服、いわゆる「ハイストリートファッション」の裏側を描く内容だ。

依頼を受けて広告を制作したのは、広告エージェンシー・Lew’Lara\TBWA。あくまでも広告の意図は、ファッション業界を非難することではないとしている。そうではなく、消費者の身近なところに児童労働という問題が潜んでいることを感じてもらうことだ、とも。

また、この広告と合わせ、ハッシュタグ「#dress4good」を付けて、ファッションの明るい未来を感じるようなハッピーな写真をソーシャルネットワーキングサービス「Instagram」や「Twitter」に投稿するよう呼びかけている。

Abrinq Foundationは、1990年にブラジルで組織された非営利組織。児童の権利保護・促進を促すための活動を行っている。

Abrinq Foundation - Save the Children

Website:http://www.fundabrinq.org.br/

【クレジット】
Agency: Lew'LaraTBWA
Client: Abrinq Foundation - Save the Children
CCO: Manir Fadel
Executive Chief Creative: Felipe Luchi
Copywriter: Gabriel Sotero
Art director: Rodolfo Fernandes
Art Buyer: Ale Sarilho, Sabino and Caio Lobo
Image treatment: Arms Image
Photographers: Jacques Dequeker, Jayro Goldflus, Henrique Gendre, Daniel Klajimic and Gil Inoue
PR: Bia Ribeiro
Client: Victor Alcântara da Graça, Yeda Mariana Rocha de M. Pereira e Denise Maria Cesario

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