【旅で出会う】インドであって、インドでない場所 ――FOLKDAYSとボド族

2015. 10. 13

インドに行くんだ。そう言ったらインドを旅したことがある人に、きっといろんな注意ごとをいわれるだろう。水、ぼったくり、食事……。

でも、かの地のアッサム地方を訪れたとき、「あぁ、そんなこと心配しなくてよかったんだな」と感じるはず。

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食べ物や水でお腹を下すことはない。美しい風景の中にゴミはあまり見当たらない。他に旅行者もいないから、写真を撮るよといわれることもない。

インド北東部、バングラディッシュとブータンに隣接しているアッサム州。私たち「FOLKDAYS」のチームは、ここに住むボド族に会うためにやってきた。
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私たちの製品を作るのは、ほとんどが女性だ。若くして結婚した女性も多い。

「FOLKDAYS」の製品を織ることで家庭に収入をもたらし、家族の中で自立した存在になっていくだろう。そしていつかお金が貯まったら、自分の仕事を始めても良い。

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ボド族は1950年代以降、差別と政治的弾圧にさらされてきた。

彼らの住む土地のことを、彼ら自身は「ボドランド」と呼ぶ。むろん、インド政府からは認められていない。

機織りは、彼らの生活の大きな部分を占めている。ボド族の一家のおうちを訪ねると、どの家にも必ず機織り機がある。

多くの家族は、自分の蚕を飼っており、シルクを手ずから紡ぎだしている。女性たちは、母親からその方法を教わるのだそうだ。

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This Article is Originally from...

by Lisa Jaspers, Co-Founder of FOLKDAYS 'The Bodo Tribe' FOLKDAYS ,

>> http://folkdays.com/blogs/artisans/15745076-the-bodo-tribe

(許諾を得て掲載)

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