【連載】Liv:ra小森優美の楽しく世界を変える【全12回】

好きを広げよう!

私たち人間は感情を持つ生き物なので、誰にでも好き嫌いがありますよね。

そこで気に掛けてほしいのですが、あなたはふだん「好き」と「嫌い」どちらについて多く語っているでしょうか?

好きなものに囲まれているとかいないとかそういうことではなくて、自分が発する言葉が好きと嫌いどちらが多いのか、たとえば褒め言葉が多いのか悪口が多いのか、をよく考えてみてください^^

どうですか?

実は人が発する言葉には今のその人の状態がとてもよく表れているのです。しっかり思い出して観察してみてくださいね。褒め言葉ばかりを話す人は、自分自身が満たされた気持ちでいます。好きなものについて話す人は、今を楽しんでいます。悪口や愚痴が多い人は、不安でいっぱいの状態です。つい、見栄やプライドを張ってしまう人は自信がない状態だし、ゴシップばかり話しているなら寂しいからなのです。

あくまでも今の自分の状態を知るためなので、もしネガティブな自分を見つけても責めないでくださいね。誰だって多かれ少なかれ、どちらの部分も持っているはずです。
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「嫌い」について語ることが増えきてない?

これは個人的に感じていることですが、今多くの人々が日常生活や社会の中で大きな負担や我慢を感じながら生きている中で、「嫌い」について語ることがだんだん増えてきているのではないでしょうか。良い悪いではないのですが、私は極端に両方を経験したことがあるので、自分が気持ち良いのは「好き」について多く語っているときだと強く実感しています。

人間ってたぶん、悪口や愚痴を聞いてハッピーな状態ではいられないんですよね。愚痴を言ってスッキリするという方法もあるのだろうけれど、根本的に自分が変わっていないのであれば恐らく延々とアップダウンの激しいループを繰り返してしまい、苦しい状態は終わらないだろうと思います。

なぜなら私たちは物事を見るとき、必ず自分のフィルターを通しているからです。まったく同じ出来事でも、私たちは100人いれば100とおりの見方をします。自分のフィルターがネガティブだと、本質的には状況が変わったとしてもネガティブから抜け出すことはできないのです。

出来事に意味づけをするのは自分

私たちは日頃から物事を「正しい」「間違い」で区別しがちですが、正しさや間違いすら確かなものは何一つありません。起こる出来事はただ起こるべくして起きたこと。どんな意味をつけるのかは個人の自由なのです。

だったら、たくさんの「好き」を感じて生きたいと思いませんか? 人生は一度きりだから、好きなものを味わい尽くして、感じて、ときめいて、一生幸せに生きていたい。好きな人に「好き」と言って、好きな空間を選んで、好きな話をたくさんしたい!

「正しい」と「嫌い」は敵をつくる

「正しさ」の話をすると、必然的に「間違い」もセットでついてきます。それは、正しさは間違いがなければ存在し得ないからです。正しいと思っちゃうと同時に、間違い(嫌いなもの)をイメージしている。だから、「正しい」と「嫌い」って、敵をつくるという点で実はとてもよく似た感情なんですよね。私は「正しさ」について語る人から、平和ではなく「嫌い」という感情を感じることがたくさんあります。

だけど好きなものを好きだというときに、嫌いなものをイメージしたり、何かを卑下する必要はありません。「好き」っていう感情は、敵をつくらないとても平和な感情。そして一番広がりやすい感情でもあるのです。「好きな気持ちが伝わってきてこっちも嬉しくなる!」っていう経験、きっと誰もがありますよね? そのパワフルな広がりって、きっと無限の可能性を持っているのだと思います。

世界中の人がその気持ちを大切にして嫌いや正しさじゃなくて好きを選んでいくことで、平和が訪れると信じています。焦点を「好き」に当てるように意識して、まずは日々にちりばめられているたくさんの「好き」を周りの人に伝えましょう。そうすることで、私たちは簡単に幸せを感じることができて、その広がりで世界を変えることもできるのです。

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