【連載】Liv:ra小森優美の楽しく世界を変える【全12回】

ごきげんでいること。

私が常日頃、一番心がけていること。それは、自分のご機嫌を保つことです。私が日々できる小さな小さな、だけど強力な社会貢献。

「バタフライ・エフェクト」という言葉があります。初期のわずかな変化が思いがけない方向へ発展していくこと。1972年、気象学者のエドワード・ローレンツは、「ブラジルでの蝶の羽ばたきがテキサスでトルネードを引き起こす可能性がある」と唱えました。そのローレンツの言葉にこんなものがあります。

ある気象学者は、この説が正しいとすると、カモメのたった1回の羽ばたきが気候の成り行きを未来永劫変えうることに気づいた。

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私たちの常日頃のなにげない行動は、実は自分が思っているよりも何倍も、何百倍もこの世界に影響を与えているのかもしれません。日常生活で例えると、朝同じバスに乗り合わせたおっちゃんがぶつかってきて、私に激怒したとします。私はその日一日の始まりを嫌な気分で迎え、仕事でちょっと八つ当たりしてしまうかもしれません。すると、仕事の相手も嫌な気分になってしまい、そこからどんどん負のループが生み出されてしまうでしょう。

逆に、朝通学中の子供がニコニコ笑顔で挨拶してくれたとします。私は一日気分良く過ごし、少し人に優しくなれて、仕事にも良い影響が出るかもしれません。仕事で良い影響が出た私は、仕事をさらにいい状態に持っていくようチャレンジをすることでしょう。

上記は極端な一例ですが、こんな経験をしたことがあると、きっと誰もが思うはずです。こう考えると、人として一番大切なことは、ご機嫌でいることではないでしょうか。いつも自分が心地良くいれるように、日常生活に自分なりの工夫を取り入れ、周りの人に優しくあれる「ご機嫌」な自分でいること。そうすれば、常に周りに素敵な「バタフライ・エフェクト」を発信できるはずです。そのループは、おおげさでなく、いずれ世界を変えていくのではないでしょうか。

自分の小さなアクションがこの世界に多大なる影響を与えると知ったとき、あなたはそれでも不平不満を言っておきたいですか? やりたくもない仕事をし、上司の悪口を言い、社会へ不満と不安でいっぱいの人生を送るでしょうか。世の中に不平不満を言うことはとても簡単です。誰かを否定することもとても簡単です。社会を見渡せばそんなネガティブな要素は溢れかえっています。

でもたくさんの人がそこに費やすエネルギーをふっと力を抜いて自分の「楽しさ」に変えたとき、その小さなアクションの連続が瞬く間に何万倍、何億倍のエネルギーに膨れ上がり、私たちは今ある「納得のいかないもの」と戦わずして世界を変えることができると思うのです。

私はたくさんの人がただ自分自身を楽しむだけで世界は変わると信じています。だって私たち人間の全員が小さなアクションで世界を変えることのできる天才なのです! この末期的な症状の地球を守るために私たちがすべき一番大切なことは、全力で自分の「ご機嫌」を保つこと。

そのためのツールは、すでにあなたの周りに山のようにありますよね。

好きな仕事をして。
好きな友達と遊んで。
好きな映画を見て。
好きな音楽を聴く。

好きなものを食べて。
好きな道を歩いて。
好きな景色を見て。

好きなときに好きなことをして生きていく。

あら、なんてごきげんな生き方〜っ♪

触ると巻き込まれる世にまんえんした大きな大きなネガティブアクションを無視して小さなポジティブ「ご機嫌」アクションを行動し続けること。これが、誰にでも簡単にできる一番の社会貢献でもあり、実は未来へつながる唯一の道。ご機嫌から生まれた希望の「バタフライ・エフェクト」が世界を変えるーーそう考えると、なんだかとってもわくわくしませんか?

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