【連載】Super Organic Lifestyle with Aloha【全4回】

ハワイで過ごすクリスマスに考えるスーパーオーガニック

A Picture of $name Trisha 2016. 12. 18

世界の食のライフスタイルトレンドを提案するSuperOrganic Foodsのアンバサダー・Trisha。

SuperOrganic®は、オーガニックな生活を定着させ、笑顔のたえない社会を作るもの。スーパーオーガニックが指す原料は、無農薬、無化学肥料、無添加、放射能に配慮し、生物多様性豊かな美しい地球に貢献します。

現在、札幌に居を構えるTrishaは、ハワイ出身のアイランドガール! アロハなスピリットたっぷりで、スーパーオーガニックの魅力を伝えます。

メリークリスマス! ハワイのアイランドガールのTrisha(トリーシャ)です! 12月は私が大好きな季節。一年で最もキラキラしたシーズンじゃないでしょうか(ただいま、アンディー・ウィリアムズの曲を口ずさみながら、クリスマスの時期にアメリカでお約束のぶっさいくなセーターを着て、エシカルなカカオからできたホットチョコレートを飲んでおります!)

古くからハワイアンは、12月頃から続く4カ月を「makahiki(マカヒキ)」と呼んでいました。この「makahiki」中は、ケンカは“カプ”……つまりご法度! 寒い冬を乗り越えて芽吹く作物を、悪い空気に触れさせないためです。

この時期のハワイは、お祭りムード一色。スポーツあり、音楽あり。お祈りや伝統儀式に、フラダンスはもちろん! イベント盛りだくさんのパレードやパーティでお祝いします。考えてみれば、世界中どこでも、12月は同じようにお祝いするのって不思議ですね。

私は北海道に移って17年になりますが、以前、すごく久しぶりにハワイのクリスマスを過ごしたことがありました。いつもはもう少し温かくなってから帰るのですが、その年は仕事の都合もあって、冬にハワイに帰ることに。家族に会えるのはやっぱり嬉しいですね。

まぁ、毎年帰る時期を冬からずらしているのは、「いつでも吹雪よ来い!」な、酷寒の北海道の冬仕様のあったか重装備から、トロピカルパラダイスの服に着替えるのがめんどうだからではあるんだけど……。でもその年は12月に入って速攻、機内持ち込みバッグにビーサンを詰め込んで、いざハワイへ飛び立ったというしだい。

やっぱりハワイのクリスマスは最高! 日本で過ごすクリスマスも楽しいけれど、これほどまでハワイのクリスマスが楽しいなんて、あらためてびっくり。でも、なんでなんだろう?

なぜかを考えていたら、一つ思い当たったことが。

ハワイでは、「メリークリスマス!」「ハッピーホリデー!」という挨拶が行き交うのが当たり前(アメリカのほかの州やほかの国でも当たり前なんだけど)。でも日本ではあんまりそうやって挨拶はしない。ううん、むしろぜんぜん聞いたことがないかも! 

「メリークリスマス!」「ハッピーホリデー!」という挨拶は、相手に敬意や感謝、そして相手の良き未来を願う思いを示すもので、とっても心ある挨拶。このマインドに触れることがないから、日本ではあまりクリスマスを感じないのかもしれません。日本ではクリスマスは恋人たちのためのものというイメージが強いのですが、ホリデーシーズンの素晴らしさは、家族・友人含めてみんなと愛を分かち合うところにあると思うのです。

日本に移り住んで、良かったことの一つは、生まれ育った自国のカルチャーを、あらためて見直し、より深く愛せるようになること。

Ua ola no i ka pane a ke aloha(心の込もった言葉には、命が宿る) ――コミュニケーションは、人生を豊かにしてくれるもの。心のこもったホリデーシーズンの挨拶は、奇跡をも起こすかもしれない。

言葉はその人の人生をつくる(日本には「言霊」という言葉がありますね)。だからこそ、どんな言葉を口にするかには注意して。

それだけでなく、口に入れるものも重要。それが栄養となって、あなたの人生になるから。ジャンクフードばかり口にすれば、ジャンクな人生になる。ピュアなスーパーオーガニックなものを口にすれば、美しい人生になるかも? 

さて、あなたは、どんな人生を歩みたい? 

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