【インタビュー】木材でできること全部! 「TWO-O」で木を身につける生活を

2015. 11. 4

アクセサリーはもちろん、サングラスにウォッチ。ファッションに木材を使った商品が少しずつ増えている。

オランダ・アムステルダムに、その木材に注力し、木材の可能性をぐいぐい広げているブランドがある。

「TWO-O」は、インテリアは当然。アクセサリー、バッグ、ガジェットに自転車までと、木で作れるものはなんでも作っている。

不動産業界で知り合ったという二人の男性が立ち上げた「TWO-O」だが、その一人、Rodnyさんにお話を聞いてみた。

―― まずは自己紹介を。二人の出会いは?
 僕らは同じ不動産会社で働いていたんだ。二人とも、起業家精神を持っていてデザインが好きで、すごく仲良くなったんだ。

僕は家具デザインを大学で専攻していて、Bobもデザインについては審美眼があったし造形が深かった。2011年7月にアムステルダムで「TWO-O」を立ち上げたよ。木でできたオリジナルガジェットやアクセサリーを作っている。

上質なデザインの品が病的に好きだってところから始まって、上質なデザインを通じてサステナブルな商品を提案する、ちょっと”反抗的な”レーベルだ。

「TWO-O」を立ち上げたRodny Heemskerk(左) 、とBob Koning(右)。

「TWO-O」を立ち上げたRodny Heemskerk(左) 、とBob Koning(右)。

―― 不動産会社! じゃあ木材にはもう馴染みがあったんですね。
 そうだね、僕はすでに木という素材について専門的に学んでいたし、プロダクトを作りながらBobにも専門知識や技術を教えたよ。Bobは、マーケティングやセールスの知識があるから、それを担当している。

―― 二人ともサステナビリティに興味があったのですか?
 不動産業に従事していると、非常に多くの木が捨てられているのを目の当たりにするんだ。だからもともと問題意識があった。ただ「同じ興味関心を持っている人を見つけること」が互いに課題になっていた。

―― 「TWO-O」のアイテムはどれもユニークですが、最も作るのがたいへんだったのは?
 木のスナップバックキャップを作るのがいちばんたいへんだったかな。
 暑い日も寒い日も問題なく使えるキャップを作るのに、寸法が合わないのかそもそも木を使うのが間違っているのか分からなくて、何度もプロトタイプを作ったよ。でもいまではベストセラーになってくれて嬉しい。

あと、時計も最近新しいのを作ったよ!

―― 次に作りたいのは?
 いまは女性向けのジュエリーを開発中なんだ。あと、新しい家具コレクションも展示会で発表したばかり。狭いスペースを有効活用できるコーヒーテーブルを作ったんだ。このテーブルに合わせるためのチェアとランプも作りたいと思っているところ。

―― お気に入りの木材っていうのはありますか?
 オーク、ウォルナット(クルミ)、ゼブラノ、バンブー(竹)、サペリをこれまで使っていて、オークとウォルナットがいまのところベストかな。オークとウォルナットがあれば、だいたいの僕らの商品は作れるくらい。

オークとウォルナットは扱いやすくて、オイルも使いやすい。オイルを使うと、見た目も大きく変えられるんだよ。

―― いまのところ「TWO-O」がよく売れているのは?
 アムステルダムは木材が豊富で、あちこちで木材を調達している。オランダの人々は新しいモノに目がない。だからオランダの大きな街で受け入れられているよ。21〜35歳のアーバン・ストリートスタイルの男女が主に買ってくれている。ちょっと男性のほうが多いかな。だからジュエリーを作ろうってなったんだけど!

コンセプトストア、アパレルショップ、ガジェットショップで販売しているけど、いまはオランダ、ベルギー、ドイツがいちばん大きなマーケット。将来的には全世界で売り出したい!

―― 将来の目標は?
 お、いいことを聞いてくれたね! 僕らはね、木材の可能性をとことん追求したいんだ。どんな美しくてサステナブルなものが作れるのか、どんどん挑戦していきたい。

無謀かもしれないけど、僕らの夢は、世界初! 宇宙で使うためのインテリアを作ることなんだ。2025年までに作るよ!

バンブー製の自転車(レディース用)

「TWO-O」が作るいろんなもの。バンブー製の自転車(レディース用)

チェリー材のiPhoneスピーカー

チェリー材のiPhoneスピーカー


ノスタルジックなニレ材のスケートボード。使用した木は、1963年に植えられたものだそう。

ノスタルジックなニレ材のスケートボード。使用した木は、1963年に植えられたものだそう。

サーチライトからインスピレーションを受けたというライト

サーチライトからインスピレーションを受けたというライト

―― すごい! もうちょっとその夢について詳しく教えてもらうことはできますか? 現在はどのくらいできているのかとか。
 内緒だよ! 代わりに毎年新商品を発表しよう!

―― では最後に、日本のみなさんへメッセージを。
 2015年末には日本でも「TWO-O」の商品を販売できるといいな。そしたら2016年にはみんなに会えるだろ?

TWO-O

Website:https://two-o.com/

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