若者男女3人に実際にカンボジアの激安縫製工場労働を体験させるノルウェーのテレビ番組「SWEATSHOP」が話題

2015. 2. 18

リアリティーショーというものが、実際にはリアルとはほど遠いものではあるにせよ、実際にカンボジアまで男女3人を送り込み、実際の生活に触れさせる取り組みで話題になっているのがノルウェーのテレビ番組「SWEATSHOP DEADLY FASHION（AftenpostenTV制作）」だ。

2014年の11月、1カ月・合計5回にわたって放映された同番組に挑戦したのは、服が大好き！　というFrida、Ludvig、Annikenという17〜20歳までの男女3人。彼らは実際に縫製工場で働いてみたり、労働者の生活を体験してみたり、実際に支払われている賃金で食事するよう言い渡されたり、労働者との対話の時間を設けたり、ストライキの主導者に話を聞いたり……と、盛りだくさんの体験を通じて揺れ動く心の動きをリアルに捉えている。

実際に触れた現実の片鱗に、ティーンエージャーたちがどう考えを深めていくのか。1エピソードの長さはおよそ13分。現在、オンラインで英語・スペイン語の字幕版が全編見ることができる。

SWEATSHOP - DEADLY FASHION

英語版：http://www.aftenposten.no/webtv/serier-og-programmer/sweatshopenglish/
スペイン語版：http://www.aftenposten.no/webtv/serier-og-programmer/sweatshop-moda-barata-de-la-muerte/

Director and editor: Joakim Kleven
Camera: Stig Inderbø
Producer: Pål Karlsen
Subject advisors: Carin Leffler & Anne Kari Garberg
With: Ludvig Hambro, Anniken Jørgensen & Frida Ottesen
Local coordinator: Oudom Tat
Music: Adrian Kleven (Adriklè) (http://soundcloud.com/adrikle)
Produced by Lopta AS
Based on an idea from Framtiden i Våre Hender
Produced with financial support from NORAD
Executive producer Aftenposten TV: Jonas Brenna