戦争の記憶を忘れないために、戦争の残す傷跡を知るために 〜戦争についての映画10本

2014. 8. 15

終戦から今年で69年。大戦の直接話を聞ける機会がどんどん少なくなりつつありますが、あの2度の大戦を経てもなお、いまだに戦争はなくなりません。そこで、さまざまな視点から戦争について考えさせられるような作品をご紹介。多様な悲しみばかりを生む戦争。これから戦争が起こらないようにするためにはどうすればいいか? 対話とは決して簡単なことではないかもしれません。それでも、平和を目指していきたいですね。

火垂るの墓

小説家・野坂昭如さんの戦争の原体験をもとに描かれた、1988年公開のアニメ映画。原作の短編小説は、1967年に発表されている。

ぬちがふぅ(命果報)―玉砕場からの証言―

太平洋戦争末期の沖縄戦における慶良間(けらま)諸島の住民が強制された「玉砕」、そして朝鮮半島から連行されてきた軍属と慰安婦たちの「玉砕」とは。

ヒバクシャ~世界の終わりに

世界中にいる「ヒバクシャ」。放射能は目に見えないが確実にこの世界を汚染し続けている。

黒い雨

ピカが、庶民の生活を壊していくーー。井伏鱒二原作で、1989年に公開された今村昌平監督の作品。

ブラザーフッド

2004年の韓国映画。民族を二分した朝鮮戦争に翻弄される兄弟を描く。

戦場のピアニスト

2002年のカンヌ映画祭においてパルムドールに輝いた同作。幼少時代をナチス占領下のポーランドで過ごしたロマン・ポランスキー監督作。

黄色い星の子供たち

ナチス占領下のフランスでユダヤ人約1万3000人が味方であるはずのフランス警察に検挙されドイツの強制収容所に送られたヴェロドローム・ディヴェール大量検挙事件。わずかに生き残った400人の証言を元に当時を再現。

突撃

権力者の本質がひしひしと伝わってくるスタンレー・キューブリックの1957年の作品。

サラエボの花

2007年のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の作品。戦争が生んだ、人々の愛と憎しみ・トラウマ・絶望を描く。

アルマジロ

アフガニスタンの最前線アルマジロ基地。国際平和活動(PSO)という名の下に派兵されたデンマークの若い兵士たちに7カ月密着撮影のドキュメンタリー。

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