レザーがノン・エシカルといわれるのはなぜ? 一つの答えを出すIT BAGは「O MY BAG」!

2012. 10. 26

風格あるヴィンテージ調のバッグのブランド「O MY BAG」。オランダ発のこのブランドは、Patrick Leeというインドのなめし職人が開発したエコレザーとエコななめし技術を使用。原皮も、アフリカや南アメリカから取り寄せたりせず、地元インドで老衰などで自然死した牛のものを使用しています。

生産の現場でも、Millennium Development Goalの達成に寄与する手法を取ります。インド・コルカタの小さな町でフェアトレードで生産し、仕事を創出。ブランドとして、等しく機会の与えられる世界を願っているといいます。こちらはブランドと提携する工場のイメージムービーです。

レザーがノン・エシカルといわれるのはなぜ?――その理由の1つ「なめし」とは?

もともとレザーは昔から人が身にまとってきたもの。ここで、「O MY BAG」の思いが紹介されているビデオもご覧ください。レザーがなぜノン・エシカルかを説明しています。

途中、有害物質について述べられていますが、これはレザーがノン・エシカルといわれる理由の1つ。ここで、レザーの加工について、ここでおさらいです。

何の加工もしていない「原皮状態」のことを指しますが、このままでは皮は腐ってしまいます。皮の変質や腐敗を防ぎ、長く皮を使っていくために、「植物成分」や「化学薬品」などを使った専用の「なめし剤」を使用して、革の主成分となる蛋白質に化学反応をうながし、革の防腐処理を施します。この防腐作業のことを「なめし」といい、この過程を経て私たちが接している「革(レザー)」になります。

この「なめし」には「タンニンなめし」や「クロムなめし」など、天然素材や化学薬品を使用したいくつかの種類があります。クロムなめしとは、硫酸クロム、重クロム酸ナトリウム、カリウム塩、クロム塩などの金属を用いた製法のこと。工数が少なく、短期間で多くの製品を作るのに便利ななめし方で、ファッション用の衣料用レザーやレザーバッグなどでは、およそ7割以上を占める製法ともいわれます。

このなめし工程で使っているクロム物質は、廃棄などで焼却すると人体に有害な6価クロム化学反応を起こすため処分の注意が必要。そのため、適切な設備とスタッフへの指導が行き届いた工場でなめされていることが重要です。

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