「ピープル・ツリー」寄付つきTシャツ販売で衣料品産業の労働基準改善を支援

2013. 6. 18

フェアトレードの専門ブランド「ピープル・ツリー」と母体NGOの「グローバル・ヴィレッジ」は、2013年4月にバングラデシュで起きた衣料品工場が入るビルの倒壊事故を受け、バングラデシュの衣料品生産の労働環境を改善する活動を支援するために、寄付つきTシャツを販売するプロジェクト「Choose Fair Fashion」を開始。フェアトレードに共感する3名のアーティストが「Choose Fair Fashion」をイラストで表現したものを、オーガニックコットンでつくられたフェアトレードのTシャツにプリントした。

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販売価格2,500円のうち500円が、バングラデシュ国内で衣料品産業の労働者を支援するバングラデシュ衣料品産業労働者組合連合(NGWF)へ寄付される。NGWFとピープル・ツリー/グローバル・ヴィレッジは、15年にわたって協働している。同連合は、4月の事故後も状況を改善するため、バングラデシュに生産拠点を持つ多国籍企業や政府への働きかけを精力的に行っている。

(左→右)アーティスト:Chris Haughton (ライトブラック)、デザイナー/イラストレーター 大神慶子 (エコホワイト)、画家/イラストレーターKeeda Oikawa(ネイビー)
全て¥2,500(税込)。現在ホームページにて予約受付中。商品の発送は7月上旬から。

ピープル・ツリー/グローバル・ヴィレッジでは、本企画を通して、バングラデシュの衣料品産業の労働基準が向上し、1,000名以上の犠牲者を出した今回のような悲劇が二度と繰り返されることがないよう、また消費者に向けて、作る人にも環境にもやさしい工程で作られた「フェアトレード・ファッションを選ぼう!」のメッセージを発信する。

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