「H&M」が2013年も オーガニックコットン 使用量NO.1 Textile Exchange オーガニックコットン レポート2013

2014. 8. 11

非営利団体Textile Exchangeが毎年発表するオーガニックコットンレポート。昨年についての2013年度レポートが7月末日に発表され、認証オーガニックコットン使用量で「H&M」が第1位だった。

conscious

「H&M」は、2010年、2011年と使用量世界一をマークしていたが、2012年はオランダのアパレルリテーラー「C&A」にその座を明け渡していた。しかし2013年は再び1位に返り咲いたかたちだ。2013年は、「H&M」の使用するコットンのうち、15.8%がサステナブルな調達元からのものだといい、全体のうち約11%がオーガニックコットンを含むサステナブル素材だったという[※H&M Sustainability Report 2013]。同社は、使用量の増加率でも8位となった。「C&A」は2位となり(増加率は9位)、続いて3位「PUMA」、4位に「Nike」などが続いた。

使用量の伸び率でNO.1を獲得したのは「Stanley&Stella」。米スーパー大手「TARGET」も次いで2位となった。

非営利団体Textile Exchangeは、オーガニックコットン衣料および家庭用繊維製品の世界的規模の売上促進を目指して2002年に結成された非営利団体Organic Exchangeが前身。2010年に名称を改めた。ブランド、小売業者、工場、原料のサプライヤーや農家などの主要な利害関係者を一同に集め、有機農業の社会的/環境的利点を学ぶことで、オーガニック素材がより浸透することを目的とした新しいビジネスモデルやツールを開拓している。

この記事のキーワード

Keywords

Sponsored Link
次はコチラの記事もいかがでしょう?

Related Posts