『にほんのものづくり』をテーマに活動する『せこりーぎゃらりー』1月25日お披露目会&書籍出版!

2013. 1. 24

※Fragmentsでは紹介のみ行っています。また、情報はページ公開時のものです。お問い合わせ・ご連絡はイベント主催者さまへお願いします。

Secori Galleryとは「ノマドギャラリー」というコンセプトのもと、シーズン毎に異なる会場で、さまざまなデザイナーと展示会を企画する「キュレーションプロジェクト」。

Secori Galleryは、『日本におけるキュレーションとは、「ものづくり」の原点に帰り、積み重ねられてきた技術を大切に、現代だけに目を向けるのではなく、歴史を尊び、未来を想うこと。その土壌の上で、純粋な感性が「日本のものづくり」の技術と合わさり、健康で新しい「ものづくり」が生まれる支援をすること』としている。
それを踏まえ、海外での展示会を企画して日本のファッションデザイナーを招き「外に発信すること」と同時に、”日本のものづくりとは何か” を生産者と一緒に考え、原点回帰をするという二つの活動を継続することで、日本のものづくりの創造に貢献していく。

Secori Book cover

1月25日のイベントでは、日本産地とデザイナーの紹介/取材を通じて双方の理解を深める目的で制作された『Secori Book vol.1』がお目見えとなる。

Secori Galleryでは、日本のテキスタイルが世界トップレベルと言われてきたにもかかわらず、多くのファッションデザイナーがオリジナリティ富んだ日本のテキスタイルを充分に使用できていない現状を指摘。その原因として、最小ロットの問題や、産地の製造者・職人とデザイナーが相互に理解できていないという点を挙げる。
同書は、産地とデザイナーが互いに理解を深めていくために取材や対談を混ぜて紹介。また、小ロットでも企画にする機屋さんの紹介・マップ化をし、「コンバーター」の機能を務めることを目指す。

同書は二部構成となっており、前半は若手デザイナーの紹介が中心。後半は、「藍染・草木染」、「桐生織」、「播州織」、「手捺染」、「高機能合繊繊維」といった伝統技術や、テキスタイル関連の特集が中心となっている。

Secori Galleryを主催する宮浦晋哉氏は、『デザイナー/産地の職人さん、発行人/読者といった壁を超えて「日本のものづくり」を再考できる書籍を目指した。この本を読んで頂くことで、デザイナーさんには海外製ではなく国産の生地をコレクションに採用するきっかけになったり、みなさんが産地に足を運ぶきっかけになったり、あるいは意識が芽生えたらうれしい』と話す。

Secori Book vol.1

製作/出版:Secori Gallery
2013年1月7日 第一刷発行 計72ページ
定価:本体価格 1050円(税込)

Secori Gallery 1st Event「はいてくを、ろーてくで、ファッションへ、」

日時:2013年1月25日(金)16:30〜21:00
場所:渋谷PARCOパート1・4階 「ぴゃるこ」

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