新・エシカルバッグブランド「andu amet」ローンチパーティ開催

2012. 4. 23

※Fragmentsでは紹介のみ行っています。また、情報はページ公開時のものです。お問い合わせ・ご連絡はイベント主催者さまへお願いします。

バッグは「Hug」シリーズ。中央の封筒型のものが「Love Letter」シリーズ。

Via: andu amet

4月21日(土)、世界最高級と謳われるエチオピアレザーを使用したラグジュアリーなアクセサリーブランド「andu amet(アンドゥアメット)」の販売会記念ローンチパーティが開催され、初登場「Hug」シリーズおよび「Love Letter」シリーズが、関係者とファンに公開された。

「andu amet」はプロダクトデザイナー・鮫島弘子さんの立ち上げたブランド。ローンチパーティではあらためてブランドについて、来場者に説明を行った。

(左)andu ametの鮫島弘子さん。(右)司会を務めたTie for Change森本宏美さん。

2002年に青年海外協力隊としてエチオピアを訪れた際、同国の貧困を目の当たりにしながらも、同時に先進国と変わらず誇りを持って仕事をするレザー職人に感銘を受け、彼らといっしょに仕事をしたいと思ったのがきっかけという。帰国後は世界的ブランドのコスメ部門で働きながら起業を準備してきたと話す。

世界最高級と謳われ、可能性を持つ資源がある国・エチオピア。しかし、生産されている皮の9割が、付加価値の低い原皮としての輸出に留まっていることから、国際価格に左右されるという不安定な状況にさらされており、同国の経済に寄与できていない現状がある。
そこで、資材調達から生産までを全て同国内で行い、雇用創出につなげたい。

大量に生産された物たちはものすごいスピードで消費され、破棄されていく。せっかく買った物の価値があっという間になくなってしまうのは消費者にとっても悲しいことだが、それ以上に、作り手にとっても悲しいこと。

「andu amet」とは、エチオピアの言葉(アムハラ語)で<ひととせ>を意味する「and amet」の間に「u」を入れて作った造語。一年一年異なる表情を見せながらずっと長く愛用できるということ。また、日本にいる消費者や現地製造者が一年一年お互いを知り、尊敬し合い、友情を育んでいける、そんな関係でありたいということを願い、付けた名前と話す。

商品を実際に手にとって見ることができるフリータイムでは、スタッフと熱心に話し込み、購入を検討する女性の数も少なくなかった。参加者は一つ一つ手を取り、その柔らかで滑らかな感触を確かめながら、鮫島さんの思いを感じた様子。最後には、熱い賞賛のエールが送られた。

オンライン販売ページが正式にオープン、スタートしたとともに、5月初旬からは東京ミッドタウン(東京・港)の「Idea Digital Studio」にて販売開始される。

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