Vancouver Fashion Weekデザイナーにインタビュー バンクーバーを牽引するデザイナー・Evan Clayton

Photography: Courtesy of VFW 2017. 10. 17

ファッションハブとして注目を集めつつあるカナダの都市・バンクーバー。先日行われたVancouver Fashion Weekのデザイナーの中から、特に注目のデザイナーにインタビュー。デザイナーの考えるバンクーバーの魅力とは? ネクスト・イット・ブランドを見つけて!

―― バンクーバーはどんな街ですか?

いろんなものの中から、良いものをきちんと見分け、取り入れている街。いろんなカルチャーが混ざって、独自の進化を遂げた、多様性のある街。街なかを歩いていても、緑のオアシスに巡り合ったり、草原が眼前に広がったりします。

―― カナダ、ないしバンクーバーのどんなところが好きですか?

バンクーバーに住んでいるのが本当に幸運。すごく自由な街です。海沿いでないと住めない! と、ずっと思っていましたが、バンクーバーはすぐ海に出られます。太平洋は私が世界で最も好きな場所です。

―― なぜ、バンクーバーに住もうと思ったのでしょう?

まず、この地には素晴らしい友人と家族がいます。急速に芽吹きつつあるファッションシーンの一員になりたいとも思いました。

―― カナダやバンクーバーでオススメ旅行スポットは?

ぜひバンクーバー水族館へ! 保護活動も研究も、非常に素晴らしいですよ。

―― あなたがインスピレーションを受けるものは?

なににでもインスピレーションを受けちゃうんですよ。いまは、胞子と菌の培養に興味があります。

―― リフレッシュしたいときは、行くところ、することは?

「リセット」したいときは、水族館に行きます。雑多なインスピレーションが欲しいときは、毎週木曜日に行われるBRATPACKというショーを見に行きます。

―― Vancouver Fashion Week(VFW)に参加した理由は?

ファッション専門学校を卒業後、支援いただく機会に恵まれました。私の作品を発信していくのに素晴らしい場所です。

―― 18SSシーズンのコレクションのテーマは?

今回、自分自身の新しい取り組みとして、テーマを掲げずコレクションを作ってみました。通常は、テーマを設定し、それに合わせて作っています。でも、そうした枠組みを超えて、自由に着想を得てデザインしてみたいと思いました。

いろんなエッセンスが凝縮されたコレクションに仕上がりましたが、実にいろんなものからインスピレーションを受けました。「Persona 5」、Lady Gagaのアルバム『Joanne』、友人たち……。彼らはいろんな部分でこのコレクションに「協力」しています。とどのつまり、私が本当にかっこいいと思うものを形にしたコレクションになったと思います。

―― 最後に、日本の読者に一言!

今年、初めて日本でコレクションを発表しますが、とても楽しみです!

Evan Clayton

【website】http://evanclayton.ca/

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